薄毛の常識のウソ

目安時間:約 7分

多くの人が真実だと信じて疑わないだろう、薄毛常識をぶった切ってみました。

 

シャンプーや育毛剤、育毛サロンの客引きCMが流し、真実化させてしまった大ウソの多いこと!
また美容師や毛髪診断士などという肩書を持つ方々がメディアを通じて流布するので、たちが悪いのです。

本来は頭皮と頭髪の知識が十分にある証明となる資格も、お勤め先によっては知識を忘れねばならないのかもしれません。

 

さて、あなたのその常識、真実ですか?

 

海藻類を食べると髪に良い?

その常識ウソです!

海藻に含まれるミネラルやヨードが髪に良いという説です。

これらは確かに髪を作るときに必要な要素の一つではありますが、それだけを食べたり、髪に塗ったところで医学的には育毛しないし、髪を強く美しくする効果もありません。
海藻の形が豊かな髪を連想させるから、シャンプーなどの商品に成分を入れてキャッチコピーに使っただけでしょう。

腹だしいことです。
ちなみに、これを食べると髪によい!という食べ物はありません。
「栄養バランスのいい食事をとる」という当たり前のことこそが、髪にも良いのです。

 

 

皮脂が頭皮の毛穴に詰まると脱毛する?

その常識ウソです!

なんと!これはまだAGAについて良く分からなかった19世紀にたてられた仮説です。
20世紀のうちに「ありえない」ことが医学的に証明済みなのです。もはや化石説!
それなのに、先日もテレビの特集で、美容師で毛髪診断士という人が「毛穴に詰まった皮脂がとれるシャンプー法」なるものを紹介していました。薄毛のアナウンサーが「今日からさっそくやってみます」と笑顔で言い放ち特集は終わりましたが、本当にやれば彼の未来は暗いでしょう。
一部のシャンプーのメーカーや育毛サロンにとっては、商品やサービスを売り込むために、絶対に流布しなければならない情報なのだと思います。

たとえ皮脂過多気味であってもAGA脱毛症には全く影響がありません。
マイクロスコープで毛穴の皮脂詰まりを映し出して「こんなに詰まってますよ」と不安をあおる様子は、テレビ番組でもしょっちゅう見かけます。
そもそも皮脂は頭皮や頭髪を乾燥から保護するなど役割があって「毛穴から分泌されている」ので、毛穴にあるのは当然で、毛穴に詰まっている訳ではありません。
また頭髪頭皮に必要である皮脂がキレイに取り払われたら、私たちの体は「もっと多く分泌しないと足りない」と感じ、今までより頑張って皮脂を作り出そうとします。もっと皮脂過多になり、つまり逆効果です。
男性は女性より皮脂分泌量が2~3倍も多いため「皮脂で脱毛すると思いこみを促す」には抜群のウソです。

(脂漏性皮膚炎という皮脂過多に関連しがちな皮膚病はありますが、AGAとは無関係です)

ただし、男性の皮脂の分泌を促す男性ホルモンと、薄毛を発症させる男性ホルモンが同一のものであるため、悪役になってしまうのかもしれません。

 

 

頭皮に刺激を与えると毛が生える?

その常識ウソです!

頭を叩こうがマッサージしようが、毛が生えるほど頭部の血流を大きく改善させることはできません。
おそらく刺激を与えすぎる方が、頭皮と毛根を痛めてしまい薄毛になるでしょう。
確かに理論上は、頭皮の毛細血管の血流が活発化すれば、毛母細胞が血液から取り込める栄養が増えます。

しかし仮に正しいマッサージ法であっても、血流が良くなるのは長くて30分程度と一時的なものです。

30分おきにマッサージを繰り返せば、もしかすれば・・・・・?
頭皮だけをマッサジーするより、毎日適度な運動を心がける方が血行が良くなるでしょう。
サロンなどで人にマッサージしてもらうのは、とても気持ちがいいですが、発毛効果までは望めません。

 

 

頭皮が固いと薄毛になる?

その常識ウソです!

頭皮が固いとか柔らかいとか、AGA薄毛に無関係です。
AGAが進行すると、髪に隠れられずにムき出しになった頭皮が若干固くなるのは確かです。

でも、人が触って「固くなっている!」分かるほどの違いではありません。
「頭皮が固い=血行が悪い」という発想のようですが、逆に固い頭蓋骨を覆う薄い皮膚が柔らかいと感じられる状態がどんなものなのか、ちょっと想像できません。
どこぞで「頭皮が固いですね~」からセールストークが始まるようなら、即、帰ってもいいかなぁ~と思います。

あっ!「毛穴に皮脂が詰まってますね~」も帰っていいです。

 

 

1日に100本頭毛が抜けたらAGA?

その常識ウソです!

私たちの髪は1日に100本抜けるのが普通です。

育毛業界では、1日50本以上抜けたら男性型脱毛症だと不安をあおる広告も見かけますが、これは少なすぎます。
通勤中の電車の中、仕事中、合コン中、就寝中でも、男女共にパラパラ抜け落ちています。
ミステリ小説のように、現場に毛髪1本残らない完全犯罪を行うには、ゴムがピッチリしたシャワーキャップでも被らない限り、まずもって無理です。
夏の終わりには、もっと抜けます。詳しくはAGAのしくみを参照ください
確かに1日100本抜けるだけで新しい毛が生えなければ、頭髪は2年9か月ほどで全部なくなります。
でも私たちの頭髪は抜けたところからまた新しい毛が生えてきます。
AGAの場合は抜ける数より、その後に生える毛の質(太さ)が大きな問題なのです。

 


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管理人:はすまろ

私自身のアレルギー疾患に関連する情報を収集しています。その過程で頭皮や毛髪についての知識も得る機会に恵まれ「いわゆる一般論と事実があまりにも違いすぎる!」ということに気が付きました。疾患を持つ者として、ウソの情報に踊らされることが、どんなに傷つき、無駄なお金を捨てる事になるかも、身をもって知っています。薄毛疾患に悩む人たちのお役に立てればとサイトを立ち上げました。

しかしPCに苦悩中、牛歩でスミマセン^^;

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